水じみ

シチヘンゲ

服を縫うとき 和服でも洋服でもアイロンを使います。蒸気アイロンも使いますが、ときどき事故で アイロンから蒸気がでないで 水が落ちる時があります。その水を生地が吸い込んだら そこだけ 色が濃くなり 場合によっては ぼこぼこします。 これを水じみといいます。 誰も好き好んで 水しみを作ろうと思っていません。 だけど 機械は完全ではありません。

いろいろと経験すると 水じみになりやすい生地とそうでない生地があります。しかし なぜだか なりやすい生地の時に 水が落ちたりするのです。

直し方を言うのは難しいです。 水じみができてしまって それなりに日にちがたっていても 手だけで なおしてしまえる人がいます。 そのからくりを科学的に説明できませんが 適度な脂分が手にあると 水染みの所を指先や手のひらでなでると 水じみが消えていきます。 私はその体質の手ではないし そんな事ができるとは 思ってもいませんでした。 私は 脂分が少ないけど 汗はかきます。汗をかくと それだけで 針がすすみません。  

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