袴の説明
袴は「下半身に身につける和服」です。英語でいうボトムスです。洋服ではスカート、キュロット、ズボン、パンツ、ジーンズなど下半身に着る服がいろいろあるように、袴にも多くの種類があります。袴は大きく分けて スカートタイプとズボンタイプがあります。袴も二本の足をそれぞれ入れるタイプとスカートのように分かれていないタイプの二種類があるのです。
慣れない袴をはく時に 一番の注意点は 排せつ行為です。袴の構造もよくわからないままに着ると、トイレで困ることもあります。男性は特に気をつけた方がいいです。
一般的には 男性の袴は 襠付袴 行燈袴 があります。女性は明治時代にできた女袴を着用します。
◎ 女性の袴
日本では唐の制度を取り入れて、服装法律ができました。身分の高いひとは官位によって服の色まで定められたのです。遣唐使が廃止されて、日本独自の服装文化が出来上がってきます。女房装束(十二単)では紅の長袴を着用しました。その後 女性の袴は位の高い女性だけに許され、禁止されたりしました。丈の長い袴であって日常生活では不便なものです。ただ 日本では平和な時代になれば女性はあまり袴を着ない民族なのかと思います。農作業など重労働する女性は山袴をきたと思います。現在の卒業式に着る女袴は明治に考案されたものです。
袴の種類
現在思案中