男物の袴の種類
男性用の袴は 襠付け袴、行燈袴、仕舞袴 という三種があります。
現在 袴はレンタルが多く、レンタル専門の袴を仕立てる、仕立て屋さんが多くあつかっていると思います。私も袴は仕立てられませんので このページを読んで、袴の仕立てを申し込まれても 受けられません。多少 部分的な直しはできますが・・・・。
化繊の袴がありますが、そんなものがなかった時代、 袴生地というのは 非常にしっかりしていて 一度縫ったら 当分は縫えないと思うぐらい 力がいる仕事です。 戦前の袴生地でも擦り切れてもいないものも見た事があります。それぐらい 袴生地というのはしっかりしていました。
腰板があるかないか
男物袴には後側に腰板があります。戦国時代ごろからできたという話です。宮司、巫女の袴に腰板はないです。
袴の裏側の前部分と後部分の説明
プラスチックの腰へら(黒)
腰へらというのは 帯にはさんで 腰板が落ちないようにするものです。腰へらがついているものとついていないものがあります。付いていた方がいいと思うのですが・・・。腰ヘラの付き方もさまざまです。袴は昔からありますので腰へらの素材はいろいろあると思います。プラスチック製から 象牙、木製もあるのでは?