和裁初級6 裄を広くする方法 割入れ2

青い花

追い裁ち 逆きじがはっきりわかる場合の割入れ

着物の柄は 縦方向に真半分に 色がわかれているようなデザインは少ないのですが 縦方向に 巾の割合が違って 染め分けられている反物がよくあります。

大雑把に 背を中心に対称に柄を配置する裁ち方を逆きじ(基本裁ち)と言います。下の図 以外にも 身頃は同じですが 袖付側に水色を配置する事もありますし 袖付側と脇に水色を配置することもあります。

逆きじ

割入れ 逆きじ

追い裁ち

逆きじに対して 追い裁ちという裁ち方があります。一般的に こちらの裁ち方の方が スリムに見えます。図では右袖口が水色 左袖口が紫ですが この逆で 右袖口を紫 左袖口を水色にもします。どちらの方がいいのかは 着る方の寸法と反物の柄で変わります。

 

追い裁ちで割入れする 割入れの布は同じ

もともとの袖付側の色と同じ色を配置したい場合の裁ち方

追い裁ちで割いれの方法 割入れる色を違う色にする方法の一例

上のような裁ち方をする時はとても緊張します。右袖口側の水色の巾と 左袖の袖付側の水色の巾を比べると 左の方が広くなると思います。

丈があって 割入れの生地を 二色とりたい場合

丈があるならば

上の図のように裁つと衽の色が左右で違います。衽の色をどちらにするのかも検討する必要があります。一般的には 水色を衽にします。

袖の割入れ生地を 前身頃から取る方法。(追い裁ち)

身頃からとる事もできます。前身頃の衽がつく所を裾から縦にとります。この方法は 身巾をひろげたくなったとしても  前巾があまり広げられなくなります。割り布を前身頃から取る方法の裁ち方図

 

全体の裁ち方を参照したい方は 和裁初級2 にも掲載しています。袷にする時は表生地だけでなく裏地の巾も注意しましょう。

** 一番 割入れが目立たないのは さまざまな色が細かくある柄だと思います。

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