議員の書籍購入

以前 2000冊とか3000冊の議員の書籍購入に なんだか もやもやすると書いたが そのわけは きっと これだ。私が本を購入すると 本代と消費税を支払う。議員の書籍購入費にも 当然消費税が入っている。昨年の10月から インボイス制度がはじまった。1000万円以下の収入でも 課税事業者になれば 消費税を申告しなければならない。たとえ100万円の事業所得でも 課税業者になれば 預かった消費税の方が 支払った消費税よりが高ければ 消費税を支払う。もちろん支払った消費税の方が多ければ 還付されるが そうした 業者は少ないと思う。

インボイス制度を始める前は 1000万円以下の事業者は 預かり消費税を 自分の物にしている 不公平だと言った。それで インボイス制度がはじまったのだ。

議員が政治資金で書籍を購入すれば 消費税は国に払わない。預かっている消費税は 議員が預かったままである。これは 不公平だ。異なる法律での 話なので 適応されないと説明されても 消費税を預かったままであることには変わりがない。これはひどい話だ。

インボイス制度が 始まって 事務処理仕事が増えた、 税理士の支払いが増えた、すっかり 心の下の方に 沈めた事が 浮上した 消費税は 根本的に 不公平な税制度である。収入の少ない人ほど 負担が大きい税だ。だから 1000万円以下の収入は 免税業者なのだ。 消費税は公平だとほざく 与野党すべての議員の理屈が私には理解できない。

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