着物の仕立て屋

着物の仕立ては海外縫製が普通になりました。

国内の良い技術を持った仕立て屋を育だてることができません。

日本の民族衣装が海外の技術者にまかせないとなりたたないほどになってしまった。

国内の仕立て料金を海外縫製と同じにするのが 同一労働同一賃金でしょうか?

それで 日本で生活できるなら喜んで下げますが・・・・・。

女性の裄 1尺9寸以上

最近 女性の着物ですが 裄1尺9寸3分 という着物を縫いました。

和服というのは洋服とは違って 型紙に合わせて縫込みをきるということをしません。裄が1尺9寸3分となると男性用の生地巾の着物で仕立てることになります。重い着物になりました。

仕立て屋は さまざまな着物を縫うので 生地巾が広いことによって できあがった着物も重くなるということがよくわかります。

日本人は もともと 裄は広くしない民族だったのですが 洋服文化中心になって 裄が広くなってしまいました。 確かに 背の高い 腕の長い人もいるのですが ほどほどにしないと 重い服は 年をとると 着るだけで 肩が凝ります。

背が高い、裄が広い人に最適な着物は なかなか仕立てられないのが現実かもしれません。

😢事

今 国内で和裁仕立て屋をしている人は どれだけいるのか わかりませんがどんどん 少なくなっていると思います。

仕立て工賃が低いので 他の仕事につくしかないというのがほんとうです。

海外に送って仕立ててもらう方が国内の仕立て屋さんにまかせるよりよくなってしまったのです。

和裁というのも技術職であるから誰でだろうと上手に仕立てられるようになるまでには何枚も縫う必要があります。

このままでは 着物を作る職人も含めて技術を受け継ぐ人が国内にいなくなってしまいます。

海外に仕立てを出す着物の会社の社長は どんなふうに思っているのでしょうか?

誠実に日本国内で仕立ての勉強をして技術を磨いた人にあなたは高いから仕事は渡せません という時の気持ちは?

海外縫製と同じ金額でいいなら 仕事をあげてもいいですよ! でもそれでは困るでしょう?

これが現実・・・。 国会では 最低賃金があがったし 雇用が増えたと言った人がいましたが だれが・・・・? どこで・・・?