腰あげの位置など
- 衿の端から二目落としで二本糸にする。
- 腰あげの寸法=身丈ー着丈
- 着丈が実際に測った方がいいですが、着丈=身長×10分の8
- 着丈は肩からくるぶしまで
- 腰あげの位置は全体のバランスで6対4というふうによくいわれます。7対3にする時もあります。
- もともとの着物の身丈や子供の身長によってかわりますので 針をうってバランスを見てから縫う方がいいです。
- 腰揚げの寸法と後ろ身頃の腰揚げ位置が決まりました。
- 後身頃は裾と平行に縫います。
- 前身頃は衿に向かって1センチ斜めに縫います。
- 着た時に裾線がまっすぐになります。
- 後巾と前巾は斜めになっていませんので背縫いや脇をあわせれば綺麗に摘むことができます
- 衽の場合は腰揚げの巾が上の方が狭いです。上前は下の方に二本のタックをよせて衿が出っ張らないようにします。
- 下前の衿は見えないので下側の衿がでていてもかまいません。
腰揚げの縫い方
- 着物を表むけておじぎをしたようにします
- 裾を腰揚げの半分から三分の一ずらして背縫いと脇の線に針を打ちます。
- 実際に縫う時は 裾を手前にして縫います。
- 肩山から着丈の五分の三の位置で折る方法