和裁中級8 単衣長着(着物)の裾の縫い方2

青い花

着物の生地の厚みはさまざまです。 縫込みの所だけ10枚も生地が重なると さすがに 縫込みがない所とで大きく差がでます。そのごろごろを 小さくする方法を説明します。

 

裾の縫込みを半分裁ってから 縫込みをくける

裾の縫込みのごろつきをへらすことができる

上の図のように縦方向に縫込みをくけてから 裾の縫込みを出来上がり線で折って また 半分に縫込みを折ってから くけます。このようにすると 縫込みの重なりを 少なくできます。

 

この仕立て方をすると 身巾を広げたい時に 難がでる時があります。それで ごろついてもいいから この仕立てをしない仕立て屋もいるし 呉服屋によったら この方法をしないで下さいというお店もあります。

マイナス面については 和裁なおしの方で説明があります。

女物長着(着物)身巾なおし2

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