着物の生地の厚みはさまざまです。 縫込みの所だけ10枚も生地が重なると さすがに 縫込みがない所とで大きく差がでます。そのごろごろを 小さくする方法を説明します。
上の図のように縦方向に縫込みをくけてから 裾の縫込みを出来上がり線で折って また 半分に縫込みを折ってから くけます。このようにすると 縫込みの重なりを 少なくできます。
この仕立て方をすると 身巾を広げたい時に 難がでる時があります。それで ごろついてもいいから この仕立てをしない仕立て屋もいるし 呉服屋によったら この方法をしないで下さいというお店もあります。
マイナス面については 和裁なおしの方で説明があります。